日 時 5月13日(日)10時~12時
場 所 小金井市市民会館萌え木ホール(商工会館3階)
演 題 改憲の先に待つ世界とは~まだ間に合う、国家権力の暴走を止めよう~
話す人 斎藤 貴男さん (ジャーナリスト)
■斎藤 貴男(さいとうたかお)さんプロフィール
1958年東京生まれ。早大商学部卒、英国バーミンガム大学大学院修士。日本工業新聞記者、週間文春記者、プレジデント編集部などを経てフリージャーナリストに
主な著書に「カルト資本主義」(文春文庫)、「空疎な小皇帝ー「石原慎太郎」という問題」(岩波書店)、「安心のファシズム」(岩波新書)、「ルポ改憲潮流」(岩波新書)、「教育改革と新自由主義」(子どもの未来社)、「日本人と戦争責任」(高文研)など多数
■改憲の先に待つ世界とは。まだ間に合う、国家権力の暴走を止めよう!
4月13日憲法改正の手続きに必要な国民投票法案が、自民、公明党により衆議院で可決されました。安倍首相は、私の内閣で改憲を成し遂げる、改憲を7月の参議院選挙の争点にする、と公言しています。
自衛隊がイラクに出動し防衛庁が防衛省になる。教育基本法が改悪され、「日の丸・君が代強制」で教員が処分される。
大手企業が空前の利益を上げる一方で、正規雇用を閉ざされた若者はワーキングプアとなり、階層間の経済格差がとめどなく拡大する。こうした社会の地続きで、3年後に国民投票が始まって・・・。
改憲の先には、もし、本当に改まってしまったら、どのような世界がやってくるのでしょうか。いつか来た道、気が付けば戦争が廊下に立っていた、ということにならないように。
斎藤貴男さんは、政治、経済、ジャーナリズムの動向など、幅広い丹念な取材を通して、格差社会、管理社会、差別教育、戦争国家などを追求し活躍中です。
平和と平等が旨とされた日本社会は、いつの間にか、根幹の部分で変質しつつあるのではないか。改憲を目指す動きの底流にあるもの、改憲問題の本質について熱く語っていただきました。