日 時 5月11日(日)10時~12時
場 所 小金井市市民会館萌え木ホール(商工会館3階)
演 題 イラク戦時下のアメリカに暮らして
~なぜアメリカはこんなに戦争をしたがるのか~
話す人 薄井 雅子さん (在米ジャーナリスト)
■薄井 雅子(うすいまさこ)さんプロフィール
1954年生まれ。福島大教育学部卒。「しんぶん赤旗」「女性のひろば」記者として21年間活動。米ミネソタ州在住。「平和憲法を守る在米日本人の会」呼びかけ人。
著書 「戦争熱症候群」(08年3月刊)、翻訳・共著「えひめ丸事件 語られざる真実を追う」(いずれも新日本出版社)
■9・11テロ以降、アメリカでの暮らしは「毎日が戦争」だった
イラク戦では、すでに4千人を超すアメリカの青年が命を落とした。「今日の戦況」というニュースの後にバーゲンやレジャー情報が続く異常。アメリカこそが全世界に軍隊や基地を展開して軍事緊張を生み出し、「敵」をつくり出している。「軍需産業」は空前のもうけの一方で、国民は失業、家のローンも払えない。
戦争をする国になってしまうと、その歯車はなかなか止められない。国内の民主主義もだんだん切り縮められていく。その「恐怖」ともいえる私の日々の体験を、日本のみなさんにお伝えしたい。
私は、アメリカに住んで、ブッシュ政権が、どう国民をだまして戦争を始めたのかを目の当たりにした。こんな戦争に参加することが日本の「国際貢献」であろうはずがない。9条は、世界から見ると輝く存在。誇りをもって、平和憲法で戦争のない世界をつくるために一緒に努力していきたい、と話されました。